試しておきましたよ。
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美味しい食べ方などが載っているので店頭配布のリーフレットはもらった方が良いですね。
〇感想のまとめ
美味しい。しかし、比較的強めの甘味、しっかりとしたバターかマーガリンのコク、それらが焼けたデニッシュ系に近い香りがあって、そのまま食べても満足度が高い食後感は、いわゆる主食としての食パンとはちょっと違う。
トーストするとかなりサクサクのスナック系の食感になる。
〇袋を開けると
パン特有のバターや小麦の焼けた芳ばしい香り。（正確には、小麦に含まれる糖分が焼けた香りで、成分的にはキャラメルに近い香りだそうだ。）
ハーフ（１斤400円）も、フルサイズ（２斤800円）を切った物ではなく、全面に焼き目がある。手で押してみると、比較的しっかりとした印象。ふにゃふにゃもちもちとは少し違う。サイズ（断面積）は、一般的な袋入り食パンより小さめで、山形食パンの２／３といったところ。
耳はしっとりとしっかりとしており、パリパリ系とは異なる。また、後に載せる写真を見れば分かるように耳の層が薄く、しっかりとした耳の真下からしっとりとした白の食パン部分が広がる。写真のように手でちぎった時の感覚は格別。
〇買ってすぐにひとくち食べると
噛みごたえはあるがパサパサしない耳の食感と、柔らかくしっとりとした内側の食感。柔らかいがコシがしっかりとあり、噛みごたえがシッカリとあるタイプ。結構甘めの味付けで、このまま食べても十分においしい。噛みしめてゆくと、バターかマーガリンの油分を感じて、甘みと油分の感じから、食後感はクロワッサンを食べた時のような感じに近い。特に、焼けているためか耳の部分の甘味が強く感じる。
独特な良い香りが残るが、これが小麦由来なのかハチミツ由来なのかは不明。ただ、食パンというよりもバター類を多めに使ったデニッシュなどの香りに若干近い感じ。
よく噛んでいるとじわーっと甘味が広がってくる。また、バター＆マーガリンかミルクの油脂分がコクとなって広がる感じ。そのため、柔らかいがしっとりしっかりして、きめが細かい食感に、甘みの強い生地、広がり残るコクという印象が残る。これは、基本的に薄味であり、何も載せていない（もしくは混ぜ込まれていない）食パンなのに、全体的に濃厚な印象を強めていて面白い。
これに何か塗って食べてもおいしいだろうし、サンドイッチなどに利用するのもアリだと思うのだが、個人的な感想を言えば、この食パンは完結したひとつの食べ物のように感じるところがある。
一般的な袋入り食パンの２～３倍の価格、パン屋さんで買う食パンの1.5倍程度（しかも、乃が美の方がちょっと小さい）であり、よほど買いやすい所にお店があるのなら別だが、少し足を延ばして買ってくるのならば、最初の１枚ぐらいは『生』のままゆっくり味わうのが良いのではないだろうか？
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〇１日置いて食べてみた
しっとり感は買ってすぐよりもやや落ちるが、とてもおいしい。耳部分のしっかり感が落ち着き、中の部分との差が少なくなった感じ。
買ってすぐで特徴的だったバター系の香りと強めの甘味が落ち着き、より食パンらしい食パンになって、こっちの方が好みという人もいるかもしれない。
軽くトーストしてみたところ、サックサクの食感となり、ホロホロと崩れるような食感となった。スナックのような食感となって美味しいのだが、もう少ししっかりとした食べごたえを期待するなら『生』の方が良い。『生』にせよトーストにせよ、甘みがあるので何も塗らなくても楽しめる。
〇まとめ
なかなかおいしいです。値段分の手間と材料費がかかっているのでは？と思います。しっとり食感、独特の香りと甘みで人気が出るのも分かります。ただ、主食としては主張が強すぎると感じなくもないです。う～ん、でもクロワッサンがメインとして成り立つのであれば、これぐらいバターの感じがあっても成立すると考えることもできるので、あんまり食パンという概念で考えない方が良いのかもしれませんね。
少なくとも、普段の食パンのアップグレードというよりも、これ一つで完結した魅力あるパンの一種、として向き合った方がより楽しめるように思います。
教えたくなる度
☆☆☆☆★
個人的リピート率 60%
近隣店舗がハーフサイズは限定販売で入手が難しいため。ハーフも通常販売か、所帯持ち（フルサイズ購入）ならもう少し高めの評価。
食パンなので、好き嫌いも無いだろうから、親しい人へのお土産などにも良いかも。
※参考
『乃が美』 公式サイト
全国に90店舗あるそうですよ。
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